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さて、ファッションウィークはどうしてもレディースものが主役。メディア報道も9割がレディース。ところが今回に限ってはどうも様子が違うようだ。
ESQUIRE、 ASKMEN、といったメンズ・ライフスタイル・ウェブサイトは「なぜ男もファッションウィークをチェックすべきなのか」という記事を速報として次々にアップしている。
“ASKMEN”は、「着やすく実用的な素材やスタイルが打ち出されたコレクションだった。特にこの秋のトレンド素材となるツイードは、湿気にも強く長く着られる素材である。ツイードのブレザーはグレーのコンサバなパンツとも合わせやすい。ファッションに敏感な人にも、そうでない人にとっても非常に意義のあるものだった。」と評価。
そして最大のトレンドとしては「イングリシュ・スタイル」をあげ、NYベースのイギリス人デザイナーたちとそのブランドをフィーチャー。
20世紀初頭のイギリス人探検家にインスパイアされたという「rag&bone」は、エベレスト登山ウェアにも使われた厚手ウールと上質の素材の組み合わせ。
「Duckie Brown」が展開するのは、トラディショナルと若々しいパンクフレーバーをミックスしたスタイル。チェックのパンツ、ツイードジャケット、指なしグローブ、ウィングチップのブーツなど。
さらに、“あらゆる男性が基本に持つべき最高級の仕立ての服”とコメントした上で、シンプルなテイラードに個性的なツイストを加えた 「SIMON SPURR」のジャケットなどにスポットを当てた。
一方“ESQUIRE”は、「なぜ男性にとってファッションウィークが大切なのか?」という記事で、「その答えは、SIMON SPURRのコレクションを見ればわかる」と書いている。ASKMENが絶賛し、ESQUIREも以前から注目していたという「SIMON SPURR」とはいったいどんなブランドなのか。
R.NYもこのブランドのショーに参加した。
2010年2月14日(日)、アルトマン・ビルディング
SIMON SPURRの2010年秋冬物コレクションは、Ralph LaurenやTommy Hilfigerなどのメジャーデザイナーがショーを開催する大テントではなく、ギャラリーが立ち並ぶスタイリッシュな街、Chelseaのイベントスペースで行なわれた。取材のために早めに到着した私たちを迎えてくれたのは、全員黒のファッションに統一したショーのスタッフたち。